VIVA LA ROCK 2026とは

埼玉を代表する大型ロックフェスティバル「VIVA LA ROCK」は2026年、史上初の野外開催という大きな転換点を迎えた。さいたまスーパーアリーナの改修工事に伴い、会場を埼玉スタジアム2002周辺野外特設会場に移して5月3日・4日・5日・6日の4日間で開催。屋内フェスとして積み上げてきた熱量をそのままに、野外という解放的な空間でさらに大きなスケールのフェスへと進化した。

全88組のアーティストが4日間に集結し、邦楽ロックシーンの最前線を体感できる国内屈指のフェスとして、この年も多くのファンを熱狂させた。

SiMの出演概要

SiMが出演したのは5月5日(火・祝)のトリ。激しいラインナップが並ぶ5日目の大トリを飾り、VIVA LA ROCK 2026史上初野外開催の最高潮を担った。

2005年に神奈川で結成されたSiM(シム)は、MAH(Vo.)、SIN(Gt.)、GODRi(Dr.)、SHOW-HATE(Ba.)による4人組バンド。レゲエ・スカ・メタル・ハードコアを融合させた独自のスタイル「レゲエコアバンド」として国内外で強烈な存在感を放つ。2022年にアニメ『進撃の巨人』最終シーズンのOPテーマ「The Rumbling」が世界的ヒットを記録し、日本のみならずグローバルなロックシーンでその名を広く知られることとなった。

セットリスト全曲紹介

この日のSiMは全11曲を披露。アグレッシブな楽曲から世界的ヒット曲まで、SiMの全貌を見せつける圧巻のセットリストだった。

SETLIST
1. KiLLiNG ME
2. Faster Than The Clock
3. Amy
4. FiVE TiMES DEAD
5. BLiNDEYES feat.Yukina
6. DALALA
7. The Rumbling
8. Blah Blah Blah
9. BASEBALL BAT
10. DO THE DANCE
11. f.a.i.t.h

01. KiLLiNG ME

オープニングを飾ったのは「KiLLiNG ME」。イントロの一音目から会場を制圧するような重低音が野外の空間に解き放たれ、SiMのライブが始まったことを否応なく全員に知らしめた。初の野外開催という特別な舞台に相応しい、宣戦布告のような幕開けだった。

02. Faster Than The Clock

「Faster Than The Clock」は、SiMのスピード感と攻撃性が凝縮された楽曲。テンポの速いリフとMAHの怒涛のボーカルが重なり、フロアのオーディエンスを一気に飲み込んだ。レゲエのグルーヴとハードコアのエッジが共存するSiM独自のサウンドを早くも体感させる一曲だ。

03. Amy

3曲目に置かれた「Amy」は、SiMのカタログの中でも屈指のエモーショナルな楽曲。激しいサウンドのなかにメロディアスな美しさが宿るこの曲は、初見のオーディエンスの心にも深く刻まれる。フェスのトリという大舞台で早くも感情の深いところを揺さぶってくるのがSiMらしかった。

04. FiVE TiMES DEAD

「FiVE TiMES DEAD」は容赦のないヘビーサウンドが炸裂する一曲。激しさの中にも音楽的な緻密さを感じさせるアンサンブルは、SiMが単なる「ラウドバンド」ではないことを証明する。野外の開放的な空間に轟音が響き渡り、フロアの熱量がさらに上昇した。

05. BLiNDEYES feat.Yukina

「BLiNDEYES feat.Yukina」はゲストボーカルを迎えた楽曲。MAHとは対照的な女性ボーカルとの絡みが新鮮な驚きをもたらし、セット全体に変化をもたらした。ライブでのこの特別感は、フェスというライブ体験の醍醐味のひとつだ。

06. DALALA

「DALALA」はSiMのレゲエルーツが色濃く出る楽曲。ヘビーな楽曲が続くなかで独特のグルーヴが生まれ、フロアの体の動き方が変わる瞬間を生み出した。SiMというバンドの音楽的な幅広さを示すうえで重要な役割を果たした一曲だ。

07. The Rumbling

アニメ『進撃の巨人』最終シーズンのOPテーマとして世界的ヒットを記録した「The Rumbling」が流れた瞬間、会場の歓声は最高潮に達した。日本のみならず世界中のロックファンに届いたこの楽曲は、SiMというバンドの国際的な到達点を象徴する。初めてSiMを知った人も、長年のファンも、全員が一体となった瞬間だった。

08. Blah Blah Blah

「The Rumbling」の興奮が冷めやらぬなか「Blah Blah Blah」が続く。短いながらもインパクト絶大なこの楽曲は、ライブの勢いをさらに加速させる役割を担った。ライブ後半戦への期待感を一気に高めた。

09. BASEBALL BAT

「BASEBALL BAT」はライブの終盤に向けて場を鼓舞するような楽曲。重厚なリフとMAHの攻撃的なボーカルが一体となり、フロアのモッシュピットは激しさを増した。SiMのライブが「ただ聴くだけ」では終わらないことを如実に示す一曲だ。

10. DO THE DANCE

「DO THE DANCE」はその名の通り、フロア全体を踊らせる衝動を持った楽曲。レゲエのビートとラウドロックの融合というSiMの真骨頂がここに凝縮されており、11曲のクライマックスに向けて会場のテンションを一段階引き上げた。

11. f.a.i.t.h

ラストを飾ったのは「f.a.i.t.h」。「信念」を意味するこのタイトル通り、SiMというバンドの核心にある音楽への信念を力強く表現したクロージングナンバーだ。VIVA LA ROCK 2026史上初の野外開催、その大トリを飾るにふさわしいフィナーレとなった。演奏が終わっても鳴り止まない歓声が、このパフォーマンスの凄みを語っていた。

SiMというバンドについて

2005年に神奈川で結成されたSiM(シム)は、MAH(Vo.)、SIN(Gt.)、GODRi(Dr.)、SHOW-HATE(Ba.)による4人組バンド。レゲエ・スカ・メタル・ハードコアを融合させた「レゲエコアバンド」として独自のスタイルを確立し、国内外で高い評価を受けている。2022年にアニメ『進撃の巨人』最終シーズンのOPテーマ「The Rumbling」が全世界で大ヒットし、Spotifyのグローバルチャートにもランクインするなど、日本のロックバンドとして世界的な知名度を獲得した。

まとめ:野外初開催のビバラを締めくくったSiMの11曲

VIVA LA ROCK 2026史上初の野外開催、その大トリを担ったSiMは11曲で会場を完全に制圧した。「KiLLiNG ME」から「f.a.i.t.h」まで、SiMの音楽が持つあらゆる側面を見せつけるセットリストは、5月5日の埼玉に集まったすべての人に強烈な記憶を刻んだ。「The Rumbling」が世界中のリスナーに届いた今、SiMというバンドのライブを体感することの意味はより大きくなっている。

FesWaveではSiMの出演フェス情報・セットリストを随時更新しています。
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